塩水噴霧試験装置
塩水噴霧試験とは、塩水の噴霧中に試験片を一定時間暴露させ、塩水による腐食(耐食性)を評価する試験です。
装置や部品などの金属は、沿岸地区や野外で雨にさらされるとサビが発生(腐食)することがよくあります。
塩水噴霧試験は、金属材料の腐食や、メッキ、無機・有機皮膜の良否を評価することができ、
塩水によって電子部品の腐食や絶縁体の劣化が考えられる車載電子機器やモバイル電子機器、太陽電池モジュールなど、
屋外環境にさらされる電子機器の信頼性を評価するために重要な試験です。
腐食量測定、表面処理損傷部の腐食観察、腐食欠陥寸法測定、腐食欠陥数測定などを行い、評価します。